「ワーママは迷惑!」と会社で思われないための超基本的な心構え3選

ワーママって迷惑⁉ 職場での心構え3選 Work & Career

「ワーママは迷惑!」と会社で思われないための超基本的な心構え3選

「ワーママは迷惑!」と会社で思われないための超基本的な心構え3選

家庭と仕事の両立って、やっぱり色々と難しいこともありますよね。

先日何気なくGoogle検索で「ワーママ」と入力したら、「ワーママ 迷惑」「ワーママ うざい」といったワードが沢山出てきて、軽くショックを受けました。

確かに、保育園の送迎で時短になったり、残業NGになったり、子どもが発熱したら早退や当日欠勤が必要になったり…

と、会社や同僚に「ごめんなさい!」しなくてはいけない場面は多いです。

でも、会社はそれも折り込み済みで「それでもなお」と、雇用しているわけだし、自分としても、できる範囲で精一杯、会社には貢献しているつもり。

なのに「ワーママ 迷惑」とGoogleに言われ、ちょっと悲しい気持ちになりました…

別にGoogleがワーママをディスってるわけじゃない

また、(自分で気づいていないだけで、実は周りにそんな風に思われていたらどうしよう…?)と、面の皮は厚めな私なりに、ちょっと気になったりも。

ワーママとして働いていると、色んな所で気を使ったり使われたりしますよね。

そんな中「自分が無理しない範囲で、できるなら会社の人とは上手くやっていきたい」と思っている人が大多数だと思います。

その方が、結果的に自分が楽ですしね

これまで自分が、色んなワーママを見てくる中でも「うわぁ…こういうワーママは引くわぁ…」という人もいれば「私もこんなワーママ目指したい!」と思える人もいました。

ワーママが迷惑かどうかの答えって、ただ一言「人による」だと思うのですが、じゃあどんな人なら大丈夫なの?という観点から、この記事では大切な心構えを3つ紹介したいと思います。

次のような思いのワーママにとって、ご参考になれば嬉しいです。

  • もうすぐ育休明けで、職場で上手くやっていけるか不安
  • 「私、会社で迷惑がられていないかな」と心配
  • 正直、ワーママが大変なのは確かなんだから、迷惑なんて思わずに多少は大目に見てほしい…!

会社員、フリーランスなど、色んなワーママの形態がありますが、どんなタイプにも当てはまる、大事&基本的な、たった3つの心構え。

毎日大変すぎてそれどころじゃない…!という気持ちもあるかもしれませんが、この3つに気をつけて、ちょっとだけ、言葉や態度に気をつけてみてください。

それだけで、周りから助けてもらいやすくなったりするはずです♪

「ワーママは迷惑」だと思われないために大切な心構えは3つだけ

ワーママ迷惑

心構えとして押さえておきたい3点とは…

  1. 仕事に対する誠実さ
  2. 周りの人への感謝
  3. 自分の言動を省みる謙虚さ

「社会人として当たり前すぎじゃない?」という声が聞こえてきそう。

でも、言うは易く行うは難しです。

特にワーママは、「子どもが…」「家が…」と、自分以外のことで頭がいっぱいになることが多いですよね。

そういう時こそ、つい仕事がないがしろになったり、言動が自己中心的になったりしがちなのです。

我が身を振り返っても、反省点がチラホラ…

自分がちゃんと、クリアできているか、ぜひ確認してみてくださいね。

1.仕事に対する誠実さ

仕事に対する誠実さ

仕事さえきちんとできていれば、定時ピッタリにあがろうが、時短だろうが、何も文句を言われる筋合いはないはず。

仕事に対して真摯に向き合っています!という姿勢を見せるようにしましょう。

その際大切なのは以下のポイントです。

自分が「やるべき仕事」を確認・把握し、責任を果たす

日常タスクの中には「やった方がいいけれど、やらなくても大して差支えの無い仕事」って結構ありませんか?

そして、そのどうでもいいはずの仕事に時間を取られて、大切な仕事にかける時間が無くなってしまうことも。

自分のコア業務とそれ以外の周辺業務を洗い出し、本当に重要な仕事に必要な時間をかけられるよう、優先順位をつけて仕事にあたりましょう。

評価の対象となっているパフォーマンスは何なのか、上司や同僚から求められている自分の役割は何なのか。

これを今一度省みて、重要でないタスクにかける時間は、できるだけ圧縮してしまうのが、より少ない時間で成果を出すコツです。

タイムマネジメントや優先付けは、ワーママ必須のスキル

仕事の進捗状況を周囲が把握できる状態にしておく

保育園からの呼び出しなど、突発的な用事で、その日に終わらせるはずの仕事を同僚に引き継がなければならないことも、どうしても出てきますよね。

その時、周りが一番困るのが「『後はお任せ』と言われたけど、何をしていいのか、どこまで対応済なのか全く分からない」という状況。

これを避けるためには、新人よろしく報・連・相を心がけるようにしましょう。

今、どんな案件を抱えているのかを、折に触れ記録・共有することで、あなたがいなくても、60%ぐらいは状況を把握できているバックアップメンバーがいる状態を作れると理想的です。

自分の味方を増やすイメージ

スケジュールには余裕を持たせる

周囲にバックアップを頼めても、何かあるたびに「これ後お願い!」と人に頼んでいては、せっかくそれまで積み上げてきた信頼関係が崩れかねません。

スケジュールにはできるだけ余裕を持たせて、前倒しで作業を進めていくようにしましょう。

す本当に人に代わりにやってもらう必要がある分だけ依頼し、基本は自分でこなすスタンスでいることが、当たり前ですが大切です。

また、もし、そもそもの業務量が多すぎてどうしても回らない…という場合は、早めに上司などに相談する方が、結果的に他の人に迷惑がかかりにくくなります。

どの仕事に、どれだけ時間がかかっているのかを数字で出して、適宜相談し、自分にとって無理のない仕事のボリュームを調整しましょう。

その際、先ほど出た「自分のやるべき仕事」と優先順位が把握できていると、相談しやすいです

責任をもって、誠実に仕事に取り組んでいる人」「突発的な状況でも、周りに迷惑をかけないよう配慮できる人」という評価を持ってもらえるような仕事ぶりができているか、振り返ってみてくださいね。

2.周りの人への感謝

周りの人への感謝

「ワーママなんだから、残業NGや時短勤務は当然」「子どもが熱を出したら、急遽休んでも仕方ない」って思っていませんか?

実は私は、「当然」「仕方ない」って思ってます(笑)

オイ、ぶっちゃけおったで…!

でも、思ってるけど、態度には出さないように気をつけています。

そして、度々フォローしてくれる周りのみんなに、感謝をこまめに伝えるようにしています。

一番ダメなのが「フォローしてもらって当然」「助けてもらえて当たり前」という言動をとること。

ワーママは特権階級ではありません。そして、周りの人たちは「ワーママのサポートが仕事」ではありません。

助けてもらうことに対して「いつも申し訳ない…」と卑屈になる必要はありませんが、ピンチを助けてもらった時には、真摯に感謝の言葉を伝えるようにしましょう。

自分の態度ひとつでワーママ全体の評判を落とさないように気をつけなくちゃですね

また、同僚が有休をとる時などのフォローを進んで行うなど、「自分ができる範囲で少しでも恩返しします!」という態度を示せるとよいですね。

大きな目でみれば「独身時代にワーママをサポートした分を、今返してもらってる。そして私も育児が落ち着いたら、その時はまたワーママをしっかりサポートしよう!」という気持ちでいるのが、心安らかにいられるコツだとは思います。

ペイフォワード的な世界観

でも、今実際にお世話になっている方たちに対しては、ちゃんと感謝を伝えつつ、できる範囲で御礼の気持ちを行動で示そうとするのが、ワーママとして上手くやっていけるコツです。

3.自分の言動を省みる謙虚さ

自分の言動を省みる謙虚さ

感謝をしないワーママ以外にも「迷惑」認定必至なのが、謙虚さに欠けるワーママ。

特に、いつの間にかこんなNG発言をしていないか注意です。

「忙しいアピール」は必要ない

ワーママって、とにかく忙しいですよね。

そして「私が忙しいことを、周りの人に分かって欲しい!」っていう気持ちも分かるんです。

でも、それを会社でアピールするのはやめておきましょう

誰もがそれぞれ、自分はそれなりに忙しいと思ってます(笑)

なんなら、子育て経験のない人たちは「ワーママはいいよな、時短で楽できて」くらいに思っているかもしれません。

実際は、時短で浮いた時間を自分のためになんて使えませんけどね…!

忙しさは、わざわざアピールせずともにじみ出ます。

(このワーママうざいなぁ…)と思われないためにも、「毎日忙しくって~」といった発言は、敢えて自分からはしないほうが、賢い処世術です。

ワーママが忙しい中でがんばっていることは、ちゃんと見てる人は見てくれていますよ

「ワーママは偉いアピール」もNG

独身時代は何なら「大変なのは分かるけど、ワーママのサポートって割に合わないよな…」って思っていた側だったのに、ママになったとたん「ママって本当に大変よ~」みたいに、態度を豹変させたりしていませんか?

自分以外が見えていない人なんだなあと、思われそうな言動は避けるのが吉。

ワーママ以外にも、プライベートと仕事とのやりくりで大変な思いをしている人はたくさんいます。

なんなら制度で守られている点が多い分、ワーママの方が恵まれている面もあるかもしれません。

いずれにせよ「この世で私が一番大変!」的なオーラを出している人に対して、周りはあまり好意をいだきません。進んで助けてあげたいとも思いません。

「私、偉い!がんばってる!」の気持ちは、自分で自分の頭をポンポンしてあげることで昇華させて、「誰もがみんな、それぞれにがんばっているんだ」という意識で周囲と交流するようにしましょう。

「子どもは生まないの?」とか

「子どもができたら分かるわよ」系の発言も

相手をモヤっとさせるばかりなので、やめときましょう

人それぞれ、色々な事情があるこの世の中、「このワーママ何で上から目線なの」などと職場で思われないためにも、自分の言動を謙虚に省みて、自分本位な態度をとっていないか、気にしてみましょう

ワーママだけでなく、皆が居心地のいい環境を作る

ワーママも皆も居心地のいい職場

ワーママが居心地よく働ける職場って、多様性が叫ばれるこの時代、多くの人にとって働きやすい職場でもあると思うんですよね。

プライベートをおろそかにすることなく、仕事でも成果を出す」という働き方は、今後ますます、ワーママじゃなくてもみんなが希望し目指していくもの。

育児以外にも、例えば介護、病気、障害がある人や、仕事以外に時間をもっと使いたい人…

誰もがもっと自由に働きやすい環境を、ワーママを増やし、育成することで、会社側も作りやすくなると思うんです。

会社に100%人生を捧げます!みたいな人、この先どんどん減っていくはずですしね

ワーママは迷惑」という認識が消えて、みんなで、それぞれが、より働きやすい職場を作っていこう」という方向に、世論や会社の風潮が、ますます変わっていくといいなと思います。

その流れをスムーズに進めていくためにも大切なのが、今回紹介した3つの心構え。

  • 仕事に対する誠実さ
  • 周りの人への感謝
  • 自分を省みる謙虚さ

「ワーママ、ずるい!」って人に思われないような言動を心がけるのがミソかなって思います。

これらを忘れないように、素敵なワーママライフを送っていきましょう。

まずは早速、周りの人に、日々のフォローの感謝を伝えてみてくださいね。

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