これだけは押さえて!30代子持ち女性の転職を成功させる秘訣10選

結婚時、子どもができた時、子どもが保育園や小学校に入った時…
男女共に職の多様化が進んだ昨今ですが、ことに女性はライフステージが変わるごとに「このままの働き方でいいのかな?」と仕事との関わり方を見直す機会が多いのではないかと思います。
- もっと子どもや家庭のために、時間や心の余裕を保てる仕事がしたい
- 教育資金や老後資金も気になる… 定時で帰れて収入も高い勤務先を探せないかな…
- 子どもがいても、将来性があって、自分の成長になる仕事をバリバリやりたい
人それぞれ、色々な考え方がありますよね。
もし、今の環境に少しでもモヤモヤする気持ちがあるなら、転職を考えてみるのが良いかもしれません。
とはいえ、ママになってからの転職に、不安感があるのもよく分かります。
- 子どものお世話をしながらの転職活動なんて、大変そう…
- もう30代後半で、子持ちでも、今より良い条件で働ける会社なんて見つかるのかな
そんな声も聞こえてきそうですが、大丈夫!
ポイントを押さえて転職活動すれば、望む働き方はきっと手に入ります。

私も転職成功できました
あなたもぜひ!
私自身、子どもが1歳の時に、残業が当たり前で勤務地の遠い会社から、在宅&フレックスOKの会社に転職しました。
しかも、年収もあがりました♪(コレ大事)
それまでにも何度か転職経験はありますが、20代独身時や、30代の子どもがいない時期と比べて、今回はやはり転職活動の攻略法を少し変える必要がありました。
また、これまで会社の中途採用面接に同席する機会が何度かある中で、同じ「ママ」の中でも、「この人いいな」と思う人と「この人はちょっと心配…」と思う人の間には、ちょっとした印象の違いがあります。
この記事では、そんな自分の経験や人事に聞いた話を元に、ママの転職を成功させる秘訣を10選紹介します。
読むだけで、「望む働き方ができる会社に転職するためのコツ」が見えてきますよ。
こんな人はぜひご一読ください!
- ママとして、今後どう働いていくのがいいのか迷っている
- もっと自分の希望に合う会社があるんじゃないかと考えている
- ママになってからの転職活動に自信が無い…
- 転職活動を始めたけれど、中々うまくいかない
30代、子どものいる女性が、転職に成功し、望む生活を手に入れるには?

一口に働くママといっても、色んな働き方がありますよね。
- 仕事まい進型のバリキャリ
- お仕事ほどほど、プライベート重視なゆるキャリ
- 仕事もプライベートも両方欲張りたい、フルキャリ
こんな言葉が示すように、働くママが多くなってきたものの、その働き方は千差万別。
そして一口に転職活動といっても、ただでさえ忙しいのがママという生き物。
闇雲に求職していくのではなく、戦略的に取り組みましょう。
転職を成功させるには、次の順番で効率的・効果的に準備をしていくのがオススメです。
①自分がどんな働き方を望むのかを明確にする
②望む条件を満たす会社を探す
③意中の会社とのマッチング率を高めるための手筈を整える
次に紹介する10の秘訣を順番にこなしていくことで、自然とこの流れで転職活動を進め、転職を成功に導くことができますよ。
1.転職の目的をはっきりさせる

自分が現状の何にモヤモヤしているのか、転職をすることで何を変えたいのかを明確にしましょう。
ここが曖昧なままだと、いざ求人情報を集め出しても、膨大な情報の海で溺れてしまったり、望みとは全然違う岸辺に打ち上げられてしまったりします。
道しるべの灯台となるような、転職のゴールをまず最初に設定することが大切です。
- もっと子どもとの時間が欲しい。お給料が下がってもいいから緩く働きたい
- 育児と自分の成長、どちらも叶えられるような、ママが活躍している業界に移りたい
- 今の会社でマミートラックに乗るのは嫌だ。働いて輝くママの姿を子どもにも見せたい
そんな風に、自分が転職に何を求めているのかを言語化し、理想の姿をイメージしながら、転職の目的をはっきりさせましょう。
2.譲れない条件を見定める

目的がはっきりしたら、今度はそれを叶えるための具体的な条件を洗い出します。そして、条件に優先順位をつけていきます。
- 残業無しが基本で、望めば時短OKな会社で働きたい
- できればこれまで通りのマーケティング職を続けたい
無理なら、アシスタントや補助的な立場ではなく、キャリアとして蓄積できる市場価値の高い仕事をしたい - 年収は最低〇〇以上
- 正社員希望。または正社員登用を前提とした紹介予定派遣社員希望
- 通勤時間は〇分以内。もしくは在宅ワークOKな会社がいい
全部を叶えられる仕事が見つかれば最高ですが、中々それも難しいかもしれないので、妥協できるところ・できないところを考えておきます。
3.自分の職歴を深堀りし、強みを明確にする

転職時には職務経歴書を提出する必要があります。その作成準備にもなるので、これまでやってきた業務内容をリストアップし、自分がどのような役割でどんな成果を出してきたかを書きだしてみましょう。
転職市場で強みとしてアピールできそうなポイントを探します。
特に、マネージャーやリーダー経験は重宝される傾向にあるので、チームやプロジェクトをまとめた経験があればぜひ掘り下げて、どんなことに気を使っていたか、何を学んだかなども書き出しておきましょう。

小さなプロジェクトやチームのリーダーでも大丈夫!
もちろんリーダー経験が無くても、職歴が浅くても気にしなくて構いません。
どんな仕事でも、期間が短くても、学んだことは必ずあるはず。
これまでに感謝されたことや、達成感を感じたことなどを元に、自分が今後どんな職場でも役立てそうなポイントを探しましょう。
4.これまでの経歴を活かすのか、新しい職種に挑戦するのかを決める

これまでの職歴を活かして転職活動をするのは有利な上に、勤務開始後に一から仕事を覚える必要もないので負担も少ないでしょう。
一方で、これを機に業界や職種を変えて、新しいことに挑戦したり、全く違う風土で働きたいという人もいるのではないでしょうか。
特に、いわゆるブラックな働き方が当たり前の業界や、(10年後にこの仕事って残ってる…?)と不安になってしまうような職業についていた人にとっては、40代前のこの時期がチャンスです。

もちろん40代以降、新しい職種に挑戦するのもアリですけどね!
迷うようなら、先に考えた、「自分の望む働き方ってどんなだっけ?」を振り返るのが賢明です。
自分の望みが叶いそうな業界や職種は何かを考え、その中でも自分の経験を活かしていけそうな分野はどこか、この時点ではうっすらとでもよいので、考えておきましょう。
5. 転職エージェントを活用する

ママとはただでさえ時間のない生き物。
転職する際は、ハローワークや転職サイトなどで自分で情報を一から情報を探すより、転職エージェントを利用する方が断然ラクで効率的です。
一般的に名の知られた転職エージェントや、ワーママに特化した時短専門のエージェントなど、一口に転職エージェントといっても、様々な特長があり、強い分野もそれぞれです。
実際に利用し始めてみると、自分に合う・合わないエージェントを絞り込むことができるようになるので、はじめのうちは、幅広く色々なエージェントに登録しておくのがオススメです。

登録・利用料もタダのところがほとんど!
登録後、面談があるので、そこでも譲れない条件をよりはっきりさせたり、市場動向をザックリつかんだりすることもできます。
中には履歴書や職務経歴書の添削サービスがあったり、面接の練習をさせてもらえるところも。
面接のスケジュール調整もお任せできるし、聞きづらいことを代わりに確認してもらうこともできます。
なにより、第三者が客観的に「この人はこの企業に合いそうか」「採用される可能性はありそうか」を見てくれるので、よりスムーズに転職活動を進めることができます。
自分の希望や強みが把握出来たら、まずは複数の転職エージェントに登録してみましょう。
6.書類選考は「数撃ちゃ当たる」戦法で

例えば、20代の独身時と比べて、30代後半で子どもも小さいとなると、書類選考の時点で
落とされる確率が断然高くなります。
企業側も、自社にとって「都合のいい人」を探しているので、「ママ」「30代」という要素がリスクとしてとらえられた場合、どうしてもスクリーニングでふるい落とされてしまうんです。
でも、書類選考で落ちても気にする必要は全くありません。書類の時点で落とされたなら、それは「自分に合わない会社だということが早めに分かって良かった」というだけのこと。
万一受かったところで働きやすい職場にはなりえないので、さっと気持ちを切り替えて前進です。

8割ぐらい落とされるのが当たり前と思って、どんどん応募していきましょう!
なお、ここで落とされて落ち込む必要はないのですが、もし履歴書や職務経歴書の内容に不安があるなら、転職エージェントに相談するのも手ですよ。
7.面接対策を抜かりなく

転職エージェント経由の場合、書類選考を通過して面接まで行きついたら、採用の確率はかなりアップします。
面接前には、じっくり考える時間をとって、少なくとも、次のことをハキハキと話せるように準備しましょう。
- 転職しようと思った理由
- これまでの仕事から得たもの、学んだこと
- 相手の会社にとって、自分がどう役に立てるのか
- なぜ他の企業でなく、その会社を志望しているのか
- 将来的なキャリアビジョン
ここで大切なのが、序盤に「ママの顔」を見せすぎないことです。
言い方は悪いかもしれませんが、会社にとっては、社員はママであろうとなかろうと1つの駒。
面接の開始後しばらくは、責任を持って仕事を任せられそうな人なのか、会社が望むような働きをしてくれそうな駒なのかを見られています。
まずはそういった意識で受け答えすることが大切です。
いずれにせよ「ママ業との両立ができるか?」という点はどこかのタイミングで話題にあがります。
それまでは、聞かれなければ自分から「ママの顔」を見せる必要はありません。
8.子ども絡みの想定質問への準備

家庭や育児に積極的に参加する男性も増えてきましたが、まだまだ働く女性に対してこんな質問がされるのが当たり前な世の中なのも事実。
- 残業・出張は可能か
- いざという時、子どもの世話を頼める人がいるか
- 長く働くつもりはあるか(≒すぐまた産休に入るつもりはないか)
ここでもやはり、きちんと責任感を持って仕事ができそうか、過度にプライベート重視な人ではなさそうかなどを見られています。
無理に「全部できます」という必要は全くありません。
例えば「基本的には保育園のお迎え時間があるので、定時であがりたいですが、どうしても必要な時は夫に協力を頼むこともできます」など、「ここまでならできます」といった回答を、さっと言えるようにしておきましょう。
ワーママに理解のある会社は多いので、「できる範囲で精一杯働きます」という姿勢を見せれば大丈夫です。
9.心配事は事前に確認しておく

職場の雰囲気や、時短ワーママ率、女性マネージャーの割合…
聞きたいことを全部面接で聞ければ話は早いのですが、なかなかそうもいきませんよね。
とはいえ、就職後「こんなはずじゃなかった」という後悔を避けるためにも、心配事や、譲れない条件を満たせるかどうかは、事前に確認しておきましょう。
エージェント経由で聞いてもらうのも手ですし、口コミサイトや、企業ホームページを見るだけでも、自分が本当にそこで望むように働けそうかどうかを判断しやすくなります。
ワーママが活躍している会社や、育児との両立に理解がある会社は、そういった点をアピールポイントとしているところが多いので、聞いて嫌がられるようなことは無いはずです。
自分が会社の風土と合いそうかも含め、自分も会社を評価するつもりで、気になることは事前にクリアにしておくようにしましょう。
10.朗らかに、誠実に、柔らかく

転職に成功したワーママを見ていると、共通するのが「大人の余裕」と「人当たりの良さ」
これまでの自分の働きぶりに対する適度な自信や、「育児と仕事を両立させていくんだ」という懸命さ・前向きさなどが、ママを豊かな人材に見せてくれるのだと思います。
「安心して仕事を任せられそうだな」「会社にすぐ馴染んでくれそうだな」と相手に思わせられたら、成功まで後一歩。
転職活動中は、落ち込んだり、自信を無くしたりすることもあるかもしれません。
でも、いざエージェントや面接官と話す時は、笑顔で朗らかに、ママになった大人の女性ならではの懐の深さを武器に、「この人と一緒に働きたいな」という相手の気持ちを引き出していきましょう。
転職を成功させて、望むキャリアを手に入れよう

ママでもある30代女性が転職に成功する10の秘訣は以下のとおり。

まとめだよ
1.転職の目的をはっきりさせる
2.譲れない条件を見定める
3.自分の職歴を深堀し、強みを明確にする
4.これまでの経歴を活かすのか、新しい職種に挑戦するのかを決める
5.転職エージェントを活用する
6.書類選考は「数撃ちゃ当たる」戦法で
7.面接対策を万全に
8.子ども絡みの想定質問への準備
9.心配事は事前に確認しておく
10.朗らかに、誠実に、柔らかく
「自分がどのように相手の会社の役に立てるか」をアピールするのは常に同じですが、
20代や、子どもがいない時期の転職とは、また違う戦略と準備が必要です。
10の秘訣を実践して「ここで働くから私の生活がHAPPYになる」と心から思える会社で働けるようになりましょう!
まずは、自分がどんな働き方をしたいのか、自分の強みは何なのかをじっくりと考えるところから始めてみてくださいね。
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